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EDITION 002:CORROSION TREATMENT–
テクニカルリサーチへの飽くなき探求心は、常に進化し続けるStone Islandのミッションです。 「Material Science」では、Stone Islandの最も革新的な成果の裏側にあるプロセス、そしてそれを実現させた実験の軌跡を辿ります。第2回目となる今回は「腐食加工」にフォーカス。素材の組成そのものに介入することで、ガーメントに唯一無二のフィニッシュをもたらす手法です。
目次
01 映像
02 加工技術
03 ガーメントダイ(後染め)
04 ナイロン腐食処理
05 腐食抑止処理
06 仕上がりの特徴
01 映像
腐食処理プロセスを動画でご紹介。レップ織りの超高密度ウーブンリサイクルナイロンに腐食処理を施す工程をご覧ください。多軸パターンのキルティングで仕上げた軽量なジャケット、4100117 Nylon Reps-TC Corrosion Treatmentの製造工程の一部です。
02 加工技術
従来、腐食加工は処理に耐えうる強度を持つ天然繊維にのみ適用可能とされてきました。しかし広範囲にわたる研究と実験の結果、細く軽量なナイロン糸の繊細さを損なうことなく、同様の処理が可能になりました。Autumn_Winter ’025-‘026は、この新たな加工技術を取り入れた初のコレクションとなります。

03 ガーメントダイ(後染め)
–染色工程もまた、加工そのものと同様に、適用する素材の組成によって異なる効果を生み出します。染色プロセスは極めて精妙なもので、シェルからステッチに至るまで、各コンポーネントの組成を緻密に計算し、染料が慎重に選定されています。 秋冬'025-'026コレクションでは、染料や腐食の影響を受けないポリエステル糸のステッチを多軸状に施したデザインが登場。染料や腐食仕上げとのコントラストが魅力のシリーズです。
04 ナイロン腐食処理
腐食工程にはスプレー、ブラッシング、洗浄といったさまざまな技法が用いられ、それぞれが独自の風合いをもたらします。手作業による加工が生み出す自然なストライエーション(縞模様)は、実験を重ねて辿り着いた、滲むような効果を与えます。
05 腐食抑止処理
ナイロン糸の強度と耐性の範囲で腐食の進行を止めるためには、腐食剤の添加を止めるタイミングを正しく見極める必要があります。また軽量な糸は損傷を受けやすいため、より繊細な洗浄工程が必要になります。

06 仕上がりの特徴
腐食加工で仕上げたガーメントは、腐食が不均等に進むことで生まれた色調のニュアンスや、程よいユーズド感が魅力です。それぞれの加工法と手作業が独自の表情をもたらす、すべてが一点もののデザインです。
Stone Islandを象徴するイノベーティブな素材のひとつ、Raso Gommatoについてはこちら。
Discover the process behind one of Stone Island's most recognisable and innovative materials, Raso Gommato.


















